くるくるばたばた

主に東方SSの解説や感想と、稀に漫画とかラノベとかその他。

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東方同人誌感想「魔理沙と霊夢」「少女弾幕地獄3 妖怪の線と人間、そして」「百年先の君へ」
 夏コミ本感想。ついったーからの転載です。


・「魔理沙と霊夢」(サークル:ひとみしり 作者:甘党氏)

よく見たらこれ夏コミじゃないが問題ない。わりと絵に惚れたかんじ。ストーリーは、シリアス幼レイマリをほのぼのにコンバートしたかんじ。本自体も薄いし、ストーリーもそんな詰め込まれたり深かったりするわけじゃなさそうなんだけど、

何かすごく端整に仕上がってるという印象がある本。キャラ、まあ霊夢と魔理沙なんだけど、それが絵的にも精神的にもすごくちゃんとロリロリしてるというかな。ロリロリって言うとおかしいな。ちゃんと「子供」、ちゃんと「少女」やってるってかんじ。ストーリーと絵の方向性をちゃんと合わせると

こうなるのだなぁと。薄い本はあまり好きじゃないことが多いんだけどこれはわりと普通に好き。




・「少女弾幕地獄3 妖怪の線と人間、そして」(サークル:音速うばぐるま 作者:手押し車氏)

これはもうごくごく普通にサンプル一目ぼれ。http://shop.melonbooks.co.jp/shop/sp_212001041824_onsoku_youkainosen.phpこれの三ページ目ね。ていうかこれもよく見たら夏コミじゃねぇがどうでもよいのであった。このサンプルを見た瞬間手放せなくなった。

このほかにもサイトのほうに十ページくらいサンプルあるのでそっち見るのもいいかも。http://ubaguruma.houkou-onchi.com/index.htmlなんか実は続きものの三冊目のようで、早苗とフランドールが戦うみたいな感じなのが前二冊らしい。この本はその続き、早苗とフランドールが一緒に行動するところ。なんか早苗が諏訪子様を追っていてフランドールがそれについていくみたいなノリ?

全体的に紙面がごちゃごちゃしてる感はあるんだけど、どちらかというとこっちでちゃんと細かく見て咀嚼する系の楽しみがある程度。さっきの三つ目のサンプルもそうだけど、決め所はちゃんとごちゃごちゃしつつも画面の力で見せてきてる感。あと個人的にこのキャラの(絵的な意味での)描き方はすごく好きで、なんだろう目の描き方とかだろうか、何かしらの懐かしさを伴った「好き」のような気がしてならないんだけど何の系統なのかはちょっとわからない。デジモンがやや近い……か?

お話面では、サイトにあるサンプルの一枚目でフランちゃんが「後片付けしなさいって習わされた。生体部品(かみのけ)は私直せないや、ごめんね」といって早苗さんと自分の服を魔法ちっくに直してるのを見りゃわかるだろうけど、基本的なところを読み込みつつ自分なりのアレンジができるくらいのレベルであるのはたぶん確か? 総合的にいって、わりと普通に面白げって感じかなぁ。(面白さの絶対値的に普通ってことじゃなく、方向性的な意味で。ハンタでいうならほんの少し放出系に寄った強化系みたいな?)ちなみにこの一冊では終わりません。続きます。ていうか続き物の三冊目しかないのでお話面はちょっとよくわからんのですが、絵と画面の力だけでけっこう強い感じだったよというお話でした。




・「百年先の君へ」(サークル:poprication 作者:べにしゃけ氏)

最後にして初めてちゃんと夏コミの本を。サークル買いです。同サークルの「センチメンタル・サマー」は掌編なのでひとまずおいておく。リンク先は作者サイト。http://ricecake.moo.jp/

魔理沙が魔法使いになるお話、と聞けばレイマリャーな人はああはいはい、はいはいはいはい、はいはいはい、と一を聞いてだいたい六か七くらいはイメージするんじゃないかなと思います。んで、正直にいってしまうと、この本単体では三くらいに留まってしまっているなーというのが素直なところ。なんとなく綺麗なお話だけどそこまでではないかな、と感じてしまうのは、私がもう少しエグいの好みだからなのかもしれないし、いま考えているレイマリ1のネタ絡みでこういう綺麗な結末にできたら苦労ねぇんだよぉ!!って気持ちがあるからかもしれない。いやほんと、こういう綺麗な結末にできたら苦労ないんだよぉ……。

ていうか正直レイマリ1については詰まってるので、これに対するアンサーという意識を持ってみるのもいいかもしれないなんて思ってたらちょっとイメージ湧いてきた気がする。「わたしを殺さないで」「あなたとのわたし」「いちばんたのしかったころ」「誓いみたいだ」……ふむむ。

さておき、この本単体に関してだと、表面を掬った感がちょっと強いかなーという。なのでこの本の楽しみ方は、サークルpopricationの既刊と合わせて見ることかなーと。これ自体は既刊のシリーズとは繋がりないはずだけど、既刊のシリーズは幼少レイマリの出会いから霊夢視点魔理沙視点と描いて、二人のあいだにちょっと陰りが出てきたところで続きはまだ。その幼少レイマリの流れに続くIFルートとしてこういう結末になってしまった、なんて考えてみると萌えるんじゃないでしょうか。この本における、主に霊夢の心情を具体的に補完する手段として既刊がたぶんよい素材。……逆に言うと、この本だけだと、霊夢から魔理沙への気持ちがちょっと抽象的過ぎないかなという感じがする。(言葉を適当に使ってますね?)(はい)

全般的にレイマリはもっとエグいものだと思う……少なくともエグくなりうるものだと思うんだ……このサークルさんはわりときれいな感じにレイマリを描いていて、それはもちろんまったく否定しない(否定してたらサークル買いなんてしてないですね)のだけど、ちょっと今回は踏み込みが浅すぎる印象だったのでした、まる

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東方SSメモ108
 創想話無印で面白かった作品を、作品集ごとに個人的にメモしたり、なんかその作品集について適当に語ったりする記事。作品集108にて。
 スレに投げたレビュー(「作品集ごとに一気読んでレビュー」名義)の転載も入ってるかも。


『にとりキメラ』(ヶ原氏)

 ニンゲンを盟友とする河童への、ごっつい問いかけ。

(ここからレビュー転載)
【あらすじ】
「助けられたんだよ」
「誰に?」
「ニンゲンに」
「どうやってさ?」
「釣られた」
「……マジか」(本文より抜粋)

 ……と言うようにニンゲンに釣られて助けられたにとりは、そのニンゲンのことが好きになってしまうのでした。ニンゲンは盟友だから仕方ない。ベタ惚れしてしまったにとりの恋路の行方やいかに……!

【感想】
 あらすじに書いたような話だと途中まで思っていた。と言うのは嘘です、が、途中まではそんな話に見えないこともないかもしれません。魔理沙のところに行って話を聞いてもらったり、椛にいじられたりと、やってることだけ見ればわりとラブコメです。途中までは。
 あるところで転変します。
 結果的に見れば(あるいはわかる人からすれば?)、ベッタベタなラブコメは後の重い展開へのベッタベタなフラグと言えるのかもしれません。

 と、こんなふうに書いてしまうと勘違いさせてしまうかもわかりませんが、ラブコメとして重くなるわけではもちろんないです。三角関係とかそういう話じゃありません。もう少しおぞましい何かだと思われます。思われます、というのはつまり、私自身この作品をきっちり解釈できていない予感がするから。
 おそらく、にとりと、人間と、そして裏ルートとして紫、この三者の視点でそれぞれ思考、解釈が利くお話だと思う……メインのルートはにとりで。しかしこれ、にとりルートにおける紫の問い、それに対するにとりの答えが、実は本筋から逸れた、逃げのようなものであると思えてならず……だからこそ、「残酷だけど、どこか優しい、解釈」によってにとりのこのお話は閉じ、また◆[-X'/29]◆がわざわざ存在するのではないかと感じられるわけで。

 なんだか最近大幅な加筆修正をしたようなので、以前とは少々趣が違うのかも。コメントを見ても微妙にわからない部分があったりするし(自分が読み込めてないだけかもしれない)。できれば作者さんの次作を見てみたい……この人がどのように幻想郷を書くのかは興味深いので。

【五段階評価では分け足りないので百段階評価】72/100点
(ここまでレビュー転載)





 そのほか一言メモ。
『恋文代筆屋サトリ~貴女の想い、代筆いたします~』(銀狐夜々氏)くらいのテンションも嫌いではなかったり。
『Marisa's Malice』(イムス氏)は面白いんだけどちょっと片手落ち感。たぶんオチが一番納得いかないんだ……このオチは「平行世界の魔理沙と元の魔理沙が入れ替わってるという可能性に誰も気づかない」ことが前提だけど、正直それが無理やりくさい。ここで終わるんじゃなくて、もうちょっと広がってった方がたぶん好きだったかな。
東方SS投稿な報告「霊夢更生」
 投稿してたらしいです。

 とあるネタの派生にしてまた別のとあるネタから漏れ出した悪意でもあるらしい。
 靈夢さんはかわいいです。

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