くるくるばたばた

主に東方SSの解説や感想と、稀に漫画とかラノベとかその他。

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東方SSメモ4~6
 創想話無印で面白かった作品を、作品集ごとに個人的にメモしたり、なんかその作品集について適当に語ったりする記事。作品集4~6にて。
 スレに投げたレビュー(「作品集ごとに一気読んでレビュー」名義)の転載も入ってるかも。

『necrofantasia』(MNM氏)は正直読みにくい、が面白い。妖々夢の妖しさを書けてるかんじ。
『吸血鬼』(九曜氏)が素敵なレミ霊ほのぼのにして、『吸血鬼』のお話。
『夜の扉』『双月夜(前編後編)』『幽冥傳奇』『天壌無窮(前編後編)』(MUI氏)はそれぞれ永夜抄のプロローグ(ちょっと趣が違うのもあるけど)。良い意味でベーシック、まだ薄暗かった頃の幻想郷を描いてる、今はあまり見なくなったタイプの作品と言えそう。
『柘榴の杯』(特に名乗るほどの者では氏)も、あまり見ることのなくなった、「距離のある」八雲紫。
・『天職を転職(前編中編後編終章)』(nonokosu氏)の「二次創作」な感がすごい。まだキャラクターやその関係性が今ほどに固められていなかった頃だからこそという空気。こういう霊夢さんも正直いいなあと思ったりはする。


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東方SSメモ115
 創想話無印で面白かった作品を、作品集ごとに個人的にメモしたり、なんかその作品集について適当に語ったりする記事。作品集115にて。
 スレに投げたレビュー(「作品集ごとに一気読んでレビュー」名義)の転載も入ってるかも。


『名探偵魔理沙 ―毘沙門光明消失事件―』(FoFo氏)
【感想】
 ネタバレ注意。
 まず良い点として、同作者の「東方文明ごっこ」などでも見られる、『原作から吹っ飛びすぎず、かつツボを押さえたキャラクター造形』が活きているというのがあります。このためうぎぎ計量327kbが長く感じない、というかむしろ長ければ長いほど(このキャラクターたちを眺めているだけで)面白いとすら感じられます。また、「それっぽい」キャラ造形だけでなく、それっぽさから一歩踏み出そうともしていてそれが良い……赤毛の町娘お梨沙ちゃんとか素敵過ぎる可能性です。……もちろんこのあたりは個々の東方キャラ認識によるでしょうけども。

 ここから完全にネタバレ。
 上述したような、良い意味でクセのないキャラクター造形が、たとえば全体の話運びを丁寧っぽくしていたり、ちょっとしたエピソードややり取りの魅力を増してくれてもいて、全体的に、「ただ読んでいるだけで楽しい」という感じの力を持った作品と思います。ただ、二点ほど気になるようなならないようなところがあるかも。
 まず一点は……私自身ミステリというものはほぼ読まない人間なのであまり強くは言えないのですが、これ、タイトルからミステリ臭するし前書きにもミステリー仕立てとあるのですが(ある意味でミステリー『仕立て』というのは正しいのかな)、たぶんミステリとして真面目に読んで考えにいくとかなり肩透かしをくらうだろうなということ。ただこれはそこまで問題ではないというか、実際に読んでみれば「これミステリが本筋じゃないわ」ってのがひしひしと感じられるだろうし、なんというか、変にミステリへの情熱を持って読みにいってもたぶんあんまりアレかも、といった程度。
 どちらかというと気になったのは、なんかこれ相当難しい問題を扱ってるはずだし少なくとも途中まではそれに真摯に取り組もうとしてるように見えるんだけどそしてどんな答えを出すのかと思ったら結局ノリ任せにしてごまかしてないか、という感じのことだったり。
 既に書いたように「ただ読んでるだけで楽しい」……すなわち面白さが分散しているので、最後らへんで引っかかっても作品全体として十分に面白くはあるのですが、やっぱり個人的には画竜点睛を欠いた感はあったかも。十分に面白くはあったのだけど、面白かったからこそ!

【五段階評価では分け足りないので百段階評価】83/100点



『ナイトホワイトチョコレイト』(深山咲氏)
【感想】
 ゆかえーきの基本的なエッセンスをこれでもかというくらいに濃縮した掌編。ようするにゆかえーきデート。……と言いつつ、カップリングというほどのものでもない。単に、素直に、映姫と、紫。めんどくさいのでこのレビューではゆかえーきと言ってしまうけど。
 どんなところがいい感じなのかと具体的に考えてみると、作品内の映姫と紫の関係性がまずひとつ。パターンとしてはよくある形なのですが、『立場としては異なっているが(敵対しているが)個人的には互いに信頼を置いている』みたいなタイプ。なかなか萌える関係性だと思うのですが意外と幻想郷では(東方二次創作では)これはあまり見ないような気がします。
 ゆかえーきでこれを描くにあたって映姫様の視点を選ぶのはなかなかに必然的というか、これはおそらく『立場』の存在をしっかり描くにはおそらくその方が適しているために。『立場』をきっちり描き、それでいて相手に信頼も置きつつデート的なことをしちゃう……この作品においてゆかえーきを、カップリングとまではいかない穏やかな関係性を描くための、映姫様の柔らかなキャラ造形。そのバランスがとても好い。その柔らかさが紫にまでも及んで、紫が少々良い子すぎる感じになってる気もするのですが、ここはたぶん好みの違いかなという。
 また、この関係性を示すだけではないもうひとつの面白みとして導入されているのが、外の世界でのデートという舞台装置。これが唐突に差し込まれるだけでなく二人の関係性にも立脚していて、要するに上手く利き、調和してる。関係性と舞台装置をあわせて、拙い言葉ですが、いわゆる『いい雰囲気(カップリング的な意味とはちょっと違う)』を演出できてる。
 文量としても、足りないわけではないけどこれ以上があるならそれはそれで見たい、すなわち無駄に多くも少なくもなく、ひとつの作品として最適なレベルにまとめられている感。
 ゆかえーき作品として基本的かつ上手にまとまっています。基本的であるがゆえにゆかえーきに興味ない人にこそ読んでみてほしい。またゆかえーきに興味があるひとも無論読むべき。つまり読もうと言ってしまいたい。

【五段階評価では分け足りないので百段階評価】76/100点



 そのほか一言メモ。
『こいしちゃんのある一日』(無言坂氏)のこいしちゃんがおもしろい。
『首吊り霊夢』(ケチャ氏)には「こういう霊夢さんの描き方があったか……」と思わされてしまった。
『黙の時間』(ひきにく氏)が不思議な雰囲気かもし出せてる。
『Calling, Calling.』(芽八氏)が、どこかノスタルジックな、早苗とケータイのお話。
『小傘小活劇』(カイ氏)が素晴らしい多々良小傘だった。


読書メーター2012/03
 なんかいろいろあってぜんぜん読んでないよ!
 年150冊の50000ページ目標くらいでいいんじゃないですかね(どうでもいい)

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