くるくるばたばた

主に東方SSの解説や感想と、稀に漫画とかラノベとかその他。

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
神居祭で買った本についていくつか
○「オンリィマイ愛ドォル」(サークル:SaltyYard 作者:塩八氏)
 ゆかれいむであることに意味や理由など必要ないのではないかということを思い出させてくれたゆかれいむ。ゆかれいむがゆかれいむなのはゆかれいむだけの世界があるからなのだった。こうして理屈にしてしまうのはもう正直そっちの方が自分的に判りやすいから仕方ないけどとにかくなんかゆかれいむを思い出した。ありがとう、ありがとう。


○「愚問口授/愚問春譚」(サークル:かみやや 作者:サークル複数名っぽいので省略)
 愚問口授を買おうとしたところサークルの人に隙を突かれて気づいたら愚問春譚も買っていた。愚問口授は愚問史記のパワーアップ版というかそんな感じで、パラパラめくって絵を眺めるだけで何本かぴこぴこアンテナが立つので頭の中に保存しておいて気が向いたときに脳内で魔改造して誰にも気づかれないようにパクろう、いやパクるってほど具体的じゃなくて考え方というか捉え方、視界のコピーだよ! 実際史記口授合わせて頭の中の使ってなかった部分が刺激されるし。
 愚問口授のラスト数ページや愚問春譚の内容を鑑みるに愚問史記よりも誤読の余地はなくなっちゃったかんじだけど誤読が楽しい時はわりとそういう作者の考えとかどうでもいいですね!
 あと愚問春譚はアホだろこれと思いながらもっといろいろやってもらいたかったとも思いながらでも愚問史記愚問口授と合わせて実は意外と真っ当に考えられたもののような気がしないでもないと頭の片隅で思ったりはするかも。


○「candy pop」(サークル:きたかた神社 作者:サークル複数名っぽいので省略)
 すねいくさんとこのセットがなにげに豪華だった。
 そのセットの中の新刊の方(コピ本の方の小口の装飾みたいなのが個人的に好きだったりしてやっぱ小説本はコピ本だな! とか一人で勝手に納得していたのはさておく)。煙草の話。なんとなく魔理沙は煙草に手を出すキャラなイメージがあるのはなぜだろう、とか考える。煙草との関連が強いというか、妹紅とかだと最初から吸ってること前提で話が組まれることが殆どだと思うけど、魔理沙の場合は既に吸っている/吸い始めようとする/興味ないの三種くらいな印象。霊夢さんなんかよりも煙草との関連性が強い感じ。魔法使いという職業柄か、香霖(文花帖で水煙草吸ってたっけ?)との関連性か、あとは少女性の話か。
 幻想郷の煙草文化(および煙草の歴史やらなんやら)を考えると、アリスあたり煙草へのスタンスはどうなのだろう、となんとなく思わされたかも。魔理沙と煙草が関連するお話ってだいたい香霖か妹紅絡みなイメージなのでその意味では新鮮だったか。
 あとどうでもいいけどこれどれを誰が書いてるのか明記されてないのでよくわからんですぞ。
スポンサーサイト
東方SSメモ184
 創想話無印で面白かった作品を、作品集ごとに個人的にメモしたり、なんかその作品集について適当に語ったりするかもしれない記事。作品集184にて。
 スレに投げたレビュー(「作品集ごとに一気読んでレビュー」名義)の転載も入ってるかも。

『リグル・ナイトバグは蠢かない』(南条氏)
 世界観つながってるっぽい話の一つ。
 文章的には意外なほど素直に読めて、これどうなんだろ、きっちり見たわけじゃないけど、わりとリズム取ってるのと、地の文でも情報の塊ごとに適度に空行入れてるのと、あと文章自体がそれぞれそんなに長くないのとか、なんかそこらへんが個人的にマッチしたかも?
 お話としては、ライブをやるにあたって、必要な物事をきっちりまとめててわりとわかりやすい。あとこの世界観に共通してだけど、幻想郷の「上の部分」が見えないのでロマンがある。ここらへんの魅力は普通に東方の二次創作をやってもおおよそ付加させることができない(ゆかりんが殆どプレイヤーの理解の範疇にあるキャラクターとなってしまっているため)。
 そこらへん独自の世界観もあわせてとても面白いんだけど、全体的にちょっと中二っぽいみたいな感じはある。悪い意味で中二、というほどでもないんだけど、なんか非常にむずがゆいのは確か。露悪趣味が前面に出てるあたりが特にそんな感じかも。この露悪趣味はリグルの語りであるが故にというよりは、単に作者の趣味っぽい感じがあるから余計に。どっかのコメント勝手に引っ張ってくると、「俺の幻想郷マジもんだからマジぬるいのとか勘弁なマジ」みたいなかんじ。この作品では作品自体の長さとあと全体的になんかハッピーエンドっぽい空気なのでだいぶ緩和されてるけど、逆にこの二つの条件が失われるとむずがゆい度が高くなりすぎて普通に面白くないかもしれない。なにかしらの圧力によってキャラクターが頭悪い感じになってそれでアレっぽいというかバッドエンドっぽい感じになるのはなんかむずがゆい症候群。霊夢さんの短編はそんな感じだった。この作品に関して言うなら、一輪がいたかどうかも関係してるかも。
 たぶん今まで見たそそわ作品でもっともなろうっぽい、そしてなろうっぽい上で面白い。なろうっぽいってのがどういうことなのかはよくわからん。



『ラクトルーム ティーパーティー』(めるめるめるめ氏)
(以下レビューより転載)
【あらすじ】
 幻想郷のあるところで他殺死体が発見されました。
 遺体が発見された当時、現場は密室状態にありました。
 殺害した犯人は東風谷早苗でした。

 なんかいろいろあって、ミステリ好きの早苗さんとミステリ嫌いのパチュリーが勝負することになった。
 勝負方法は「私の出題する謎をパチュリーさんが見事解き明かしたら、私もミステリが子供騙しだと認めましょう」(by早苗)
 ミステリ好きなフランドールも、パチュリー側(推理側)に立って参加する。
 そして早苗が「問題」として提示してきたのが、このあらすじ欄冒頭に提示した三行の文章である。

【感想】
 以下ほんの少しネタバレあり。
 主にフランドール視点で進む作品。このレビューを書いてる人はミステリとかあんまりよくわからないのですが、そこらへんあまり関係なく楽しく読めたように思います。
 100kb以上あることだし、あらすじだけだとどういう方向で進める話なのか見当つかない人もいるだろうしということで、この作品の方向性をパチュリーの台詞引用で示しますと、「幻想郷にいて密室殺人を起こせそうな連中に、犯行が不可能な条件を与えて一人ずつ潰していく。そうやって最後に早苗が残れば、理論上はそれが正解となるわ」というような、なんかこんな感じのノリになります。この問題文を必要十分にするにはどうしたら良いか、みたいな。
 幻想郷は異能力者が多いため密室殺人みたいなよくある感じのミステリっぽいことはやりにくいんじゃないか、といった考えをけっこう多くの人が持っているんじゃないかと思います。しかし、それでもミステリをやりたい。そのためにはどうしたらいいか。……という思考を作品へとそのまま転化しているのかなと感じました。
 この発想の面白さももちろんこの作品の長所なのですが、それだけではないです。
 ともすれば机上で理屈を交し合うだけになりそうなこの作品に、「思考実験」と称して、それまでの推理をまとめて事件の概要を想像する再現VTR的な箸休めをちょくちょく挟んでみたり。早苗とパチュリーがいれば最低限話は成り立つところに、普通人視点での思考整理役(探偵助手役)としてのフランドールを挟めたり。(詳細は伏しますが)作品の最後の一ピースとしてあのオチを配置したり、といった、作者さんのバランス感覚。この辺が作用して「全体的に普通に面白い」というのが、発想の面白さの裏に隠れた、この作品の強みなんじゃないかと思いました。
 
【五段階評価では分け足りないので百段階評価】81/100



 そのほか一言メモ。
『「秘封奇譚~セピアメモリー」』(みかがみ氏)の、なんというか、その町についてひたすら書こうとしてるっぷりがいい感じに作用して面白い。
『籠のなかの鳥は、いついつ出遣る?』(砥石氏)まだ幼かった頃(?)の椛とその保護者的な文を素朴に書いた話、ってのはなんとなく探せばある気がするけど即座には思い出せず気持ち新鮮なところもあり面白かった。
『幻想入りへの道程:第一話 氷の妖精』(継電器氏)は普通に面白いんだけど、霊夢さんのキャラとかがそれっぽいというか地に足付いてる感じなのが面白さの土台になってる感じで、つまり良い。
『こころしてやる!』(超空気作家まるきゅー氏)がいつものごとくこいしをキーにしてこころというキャラクターに踏み込んでる感じで面白い。
『妖夢無双 ~剣法十番勝負~』(道楽氏)のノリが素敵。こういうのたまーに読みたい。
『りょこうしたい』(営内者氏)いい感じにほのぼの楽しめるお燐と死体のお話。
『サイキックシンデレラ』(ことやか氏)の魔理沙のキャラクター(の描き方)がツボすぎる。
『所有物には名前を、君には傷を』(ごはんつぶ氏)がストレートなレイマリでよかった(小並)
『天狗が見た蜃気楼 -博麗ノ巫女-』(zenteki氏)が良い心綺楼補完。

読書メーター2013/05
2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:650ページ
ナイス数:3ナイス

科學奇幻科學奇幻感想
面白かったです!
読了日:5月29日 著者:RedTailCat
博麗 暮らしの手帖博麗 暮らしの手帖感想
おもしろかったです!
読了日:5月27日 著者:水之江めがね

読書メーター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。