くるくるばたばた

主に東方SSの解説や感想と、稀に漫画とかラノベとかその他。

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東方SSメモ75
 新人さんが多かったらしく、作品によってレベルが大きく違う。
 ただ、憎たらしいほどに面白いのも多かった。


・「桜の下でいつまでも」
 作品集74のラストから投稿された長編。京極テイストはよくわからんけど、質量ともに申し分なく素直に面白い。よく組まれてるお話、といった印象。……しかし「──」が多いのは京極テイストなのかしら。
 今作品集では三番目に好き。何かが足りてないのではなく、上の二つがヤバすぎて。


・「ヘアーブラシとアスピリン」
 筆にひびを入れてくださったのがこちらの作品。ぽかーんとなるくらいに面白かった。今作品集で一番好き。
 たった一人に集中した、ねっちょりした心理描写。彼女の感じる世界が見えるような情景描写。だけど決してやりすぎることなく、あっさり読めるようにもまとまっていてなんだよこれ。ちょっぴり薀蓄めいた新鮮な目線や解釈も適度に差し込まれ、飽きさせない。なにより、すべてまとめた「文章のテンポ」とでもいおうか、その辺に得も知れぬ魅力が存在していて。素晴らしすぎた。
 これが現時点で5000点いってないのを見ると、もうなんか点数とかどうでもよくなってくるです。


・「友情≒0地点」
 んで、これもまたすごいのね。今作品集で二番目と思う。
 流れるような文章にして、たぶん私が今まで見た中で最も、と言ってしまっていいでしょう、そのくらいに魅力的な天子(原作の雰囲気をかもし出しているか、というとまた話が違うけど)。変に媚びることの無い、いい具合に迷惑で、だけどなんだか憎めない。たぶん理想的な比那名居天子と永江衣玖。


・「ゆめがくれ」
 「ヘアーブラシとアスピリン」や「友情≒0地点」は文章そのものに強い力があったけど、こちらはストーリーというか構成的な部分に凄く魅力がありました。というかその面においてはこの作品集でダントツ。上手いなあ、と感嘆の息がもれてしまう。適度な文章量で、すぱっと鮮やかに決めてくれた感じ。


 あと他には、「何も、無い、お話」「霧雨のオヤジ」「蕎麦を食べたくなる話 」「真夏の夜のリングドリーム」が面白かったと思うです。感動をありがとー!
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