くるくるばたばた

主に東方SSの解説や感想と、稀に漫画とかラノベとかその他。

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東方SSメモ114
 創想話無印で面白かった作品を、作品集ごとに個人的にメモしたり、なんかその作品集について適当に語ったりする記事。作品集114にて。
 スレに投げたレビュー(「作品集ごとに一気読んでレビュー」名義)の転載も入ってるかも。

『境界の見る夢』(サメジマ氏)
【感想】
 八雲紫の起こりを丁寧に描いたという感じのお話。
 人と妖について妖の側から見たお話でもあり、光に焦がれてしまった闇のお話でもあり、そして闇が焦がれたのは本当にただ一つの光だったのだろうか、と疑問に思ったりもしないでもないお話。
 ここからは個人的な戯言なのですが、これはなんていうか、お話的には『妖怪』という存在への根本的な問題提起を孕んでいて、どう処理してくるのかなーと思っていたらわりとあっさり解決しちゃったんだけどそれがいいのだろうかというか、考えてみると「東方」の論理では確かにそうなのかなーと思ってみたりもするけど実際どうなのか、何が正しくあるのか、東方萃夢想にて伊吹萃香は人を萃めるだけでなく、人を攫う必要があった──それは、その『必要』は、誰に、なにごとに対して? そして、そして、です。それが失敗したのは霊夢の能力ゆえであり、そして「東方」には確かに、博麗霊夢がいる……。
 ……というのはあんまりこの作品そのものとは関係ない思考なのですがそれは置いといて、この作品における八雲紫のように在れるのならばそれはとても好いことなのだろうと思う一方、「(彼女と人間の関係に限らない、あるいは人と妖怪の)それまでの関係」を彼女が忘れ捨て去ってゆく過程のはじまりでもあり……幻想郷というのは果たしてどういう場所なのかな、と少し思ったりもしました。

【五段階評価では分け足りないので百段階評価】71/100点



 そのほか一言メモ。

『利きチルノ』(MS***氏)が、なんだか小気味よい霊夢と魔理沙。
『答えるは友』(あとん氏)が心地よいマリレイ。
『すべての存在の死について』(nekojita氏)がタイトルそのままに幻想郷のものたちの死を描いてる作品。

necojita氏の作品はギャグものしか知らなかったので、死についてという重いテーマを扱った作品を書いていたのは驚きでした。

こういう作品、増えすぎるとうっとおしいかもしれませんが一定数在り続けてほしいですね。
 nekojitaさんはむしろそそわではギャグなんてほとんど書いてない件……セメダインかしら?
 あんまり増えすぎると息苦しいですが、多少は在ってほしいですねー。書くのダルいタイプではありそうですが……。
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