くるくるばたばた

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ゼロの使い魔 10巻 [イーヴァルディの勇者] 感想
 ゼロの使い魔は基本的にはあまり考えすぎない方が楽しめるというのは知っているのです。
 ルイズ可愛かったりタバサに心を打ち抜かれたりするだけでも十分に楽しめます。ストーリーはとてもとてもストレート。悪く言えば捻りがないのだろうけど、でも、そんなストレートなお話がみんなは好きなわけで。
 捻りがない、どこかで見たような話……と、おそらくゼロの使い魔のストーリーをけなすことはいくらでも出来ます。でも、どこかで見たと思えるということは、心の中にそのお話を持っているということでもあって。

 囚われた友達を助けるために、なりふり構わず戦う主人公達。
 何も期待していないと自らを偽りながら、しかし本当は助けを求めていた少女。

 そんな有様が、サブタイトルにもある「イーヴァルディの勇者」という作中作の中で表されています。
 それは、作中で人気の童話であり、一人の少年を描いたもの。立ち寄った村でパンを食べさせてくれた、ただそれだけの関係の少女を助けるために強大な敵と対峙する、主人公イーヴァルディ。イーヴァルディは恐怖を知らないというわけではなく。敵の強大さも知っているし、自らの死の可能性も知っている。それでもイーヴァルディは、『怖さに負けたら、ぼくはぼくじゃなくなる』と前に進みます。

「イーヴァルディの勇者」のイーヴァルディは、ただ聞いただけなら、国や世界の名だとイメージするかもしれないけれど。それは本当は、主人公の少年の名前。
 だから、「イーヴァルディの勇者」の「勇者」とは、そういう意味なのです。

 結局のところ、ゼロの使い魔というのは、作中作で置き換えられてしまうような、おとぎ話。
 誰もが知っていて、かつてはそれを夢見ていたはずの、童話の世界。

 いつのまにか記憶の彼方に飛んでいた懐かしいお話を心のどこかで思い出しながら、私たちはこのお話を読んでいるのだろうと、そう思います。


 あとはまあ、ルイズやタバサの可愛さを楽しんでいるんですけどね。というかそれオンリーの人も多数だと思いますが(笑)
 今回はちょっといつもとは形を変えた感想にしてみました。こういうのもたまには面白いかも。いつのまにか自分の世界にのめりこんでいるのはまあいつものこと。

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「そんないい子ちゃん、聞いてないのよ。褒めろって言ったの。あんたの主人を、あんたの支配者を、あんたの神を、褒めろって言ったの。聞こえなかった?死んどく?」
ゼロの使い魔〈10〉イーヴァルディの勇者ゼロの使い魔10巻を読んでみました。またやってますね、ルイズと才人のすれ違い。何度も何度も、同じようなことの繰り返しでよくもまぁ、そこまでネガティブな思考に慣れるよなぁ。正直、これの何が面白いのかがわからな....
品質評価 10 / 萌え評価 9 / 燃え評価 11 / ギャグ評価 2 / シリアス評価 10 / お色気評価 4 / 総合評価 8レビュー数 43 件 才人は使い魔として異世界ハルケギニアに『召喚』されてしまった高校生。トリステインとアルビオンの戦いの後、ご主人さまであるルイズとともに学院