くるくるばたばた

ハヤテのごとく!をメインに、漫画ラノベその他について書くブログ。

大神 感想と紹介

 昨年発売されたゲームの中でもかなり高評価とされている(けどあんまり売れなかった)大神ですが、一週目クリアしたですよ。これはとても面白かった。久々にゲームというのを楽しめた気がします。
 良い意味でゲーム。良い意味でファンタジー。昔ゲームをやりながら感じていたなんともいえない感覚がよみがえってきます。これでベスト版三千円は安い。

 このゲームはグラフィックや音楽が綺麗だという話を良く聞くけど、まったくもってその通りだと思います。
 一言でいうと、世界がとても綺麗。綺麗で広大。その世界に立ち込める雰囲気も、すごく優しい。このゲームの何がいいかって、その圧倒的な世界そのものと、そこを縦横無尽に走る回る爽快さですよ。

 では、以下ネタバレ無しで感想と紹介らしきもの。


○システム

 ネイチャーアドベンチャーと銘打たれていますが、もう少し一般的に言うなら……アクションRPG?
 簡単な例を挙げるなら、PS版の武蔵伝。あれのような感じ。キングダムハーツとかにも近いものがあるかな。ゼルダに近いって話もあるが私はゼルダ知らん。
 一般的なレベルアップの概念はありません。雑魚敵と戦っても得られるのは金のみ。主人公のアマテラスの強さを増すには、装備を整えるか、イベントをこなすかの二つくらいが挙げられます。
 装備を整えるのは……金で買ったりもするけど、装備自体が希少アイテム的な扱いを受けているので、イベントで手に入れるものも結構多いです。
 また、イベントをこなすことによって、「幸玉」という経験値的なものが手に入ります。この幸玉を集めることで、アマテラスのHP的なものとかMP的なものが上がっていきます。これは必須イベントだけでなくミニゲーム的なものでも手に入る……というか半分以上はミニゲーム的なもので手に入ると言っていいかも。上手く言い表せないのですが、「ストーリー上必須ではない」行動によって、幸玉はたくさん集められるということです。善行を積めば、というか。
 アマテラスは神様であり、神様は人々や動物達からの信仰が無ければ力を発揮できません。幸玉はつまり、それを集める作業なのです。
 集めた幸玉を使って何を強化するかは自分次第。HPとかMPとか、死んでも蘇ることが出来るリレイズ的な能力とか。そこらへんはやや選択の自由あり。

 あとは、「筆しらべ」システム。イメージとしては、魔法のようなもの。多くはストーリーの進行と共に覚えていきます。
 これによって、さまざまなことが可能になります。戦闘中に使うのはもちろんですが、普通にフィールド移動中に使うことの方が多いかも。というか戦闘で便利な筆しらべは後半になってから手に入り始めたような……。


○ストーリー

 大神である見た目狼のアマテラスが、宿敵ヤマタノオロチの復活と共に自身も復活し、ヤマタノオロチを倒して平和を取り戻そうとする……といった感じ? たぶんそんな感じ。総プレイ時間は……かなりじっくりやった私でも四十時間行かなかったから、そのくらい。
 アマテラスは何も話しません。ただとぼけた狼をやっているだけです。無言の主人公です。
 そんな無言の主人公の相棒がイッスン。アマテラスの筆しらべの技術を盗むためと言ってついてくる一寸法師の相棒。そのほか諸々の人々によってストーリーは進みます。
 いわゆる昔話的なところから名前が出てきてる人も多く、なんだかほんわかします。ネタバレにならないように例を挙げるなら、スサノオとか。
 結構ゆっくりじっくり進んでいた前半部分に比べると、後半はちょっと話が早くなるかも。……まあ、後半が早いというよりは前半がゆっくりしすぎてた印象ですが。個人的な希望を言うなら、もう少し全体として話が長い方が良かったかも。ラストバトルへ行く前に、あと二つか三つほど新たな場所(街とかダンジョンとか)があってもよかったと思います。
 あと、ラストバトルの盛り上がりは異常。あの展開は王道ではありますがやばかった。ああなることは完全に予想の範囲内なのにやばかった。音楽とのマッチも良かったのかな。

 ストーリーとか登場人物に関しては、このブログで以前取り上げたゲームであるスターオーシャン3と、ある意味真逆な感じです。
 スターオーシャン3には話の中に明確にキャラ達がいて、はっきり言ってキャラ萌えとかそういうのもあるレベル。最近のゲームはこういうのがかなり増えてるような気がします。RPGなんかは特に、特定のキャラに感情移入させようとかそういうのが見えることが多いです。
 対して大神は、とても言葉にしにくいのですが、登場人物にあるのは確固とした人格だけで、キャラというものでは無いんじゃないかと。キャラではなく、ただその物語を見せてくれるだけ。……んん、なんと言えばいいんだろう。
 昔のゲームにはよく見られた、ゲームとしての良い意味での無機質さが、大神にはあるというか。自分でもよくわからないのでこの辺で逃げときます。


○バトル

 バトル、というかゲームとしての難易度はかなり低いです。アイテム使い放題だから普通にやってたらたぶん死ぬことはありませんし、謎解き関連も詰まったらイッスンがヒント出してくれるんでかなり楽。
 だからバトルは単調になりがちなのですが、それに少し色を与えているのが、筆しらべシステム。
「この敵にはこの魔法が有効」というようなのはRPGにはよくありますが、いちいちMP使うのが嫌なので通常攻撃オンリーとでいくということも多いはず。でも筆しらべは、MP的なものを消費して使用しますが、そのMP的なものは(戦闘中でも)時間経過で回復します。
 要するに、ある程度魔法使い放題。同時に、敵によって有効な筆しらべはかなり異なるので、通常攻撃オンリーになることは……そんなに無いかな?
 魔法を単調なボタン入力ではなく「自分で使う」というような感触にやみつきになる人も多いかも。まあ、敵シンボルと接触するとバトルに突入するタイプなので、飽きたら逃げればいいだけです。

 あと、武器もいくつか種類があったりして、それぞれ結構性能が違います。リーチとか隙の有無だとか破壊力だとか。その辺はそれぞれの好みで。


○気になった点

 まあ、もちろん欠点はありますよ。でもそれはいいのです。……残念なのは、製作元が潰れちゃって、それを克服した続編がありえなくなったこと。
 それはさておき、気になった点もいくつか挙げておきますね。

・簡単すぎ。
 難易度選択ってあったらあったでめんどくさいけど、さすがにこれはそういうシステムがあっても良かったんじゃないかとおもいました。戦闘がいくらなんでも簡単すぎる。
 謎解き関連もちょっとイッスンがヒント出しすぎな気もしたけど、ゲームに慣れるまでは何したらいいかわからない部分もあるので、仕方ないかな。

・もう少しストーリー長かった方が。
 全体としては十分にボリュームあったのですが、終盤は急いでいたというか、もうワンクッションおいて欲しかったかな。「え? これでラスボス?」という気持ちになってしまった。

・ロード
 デジモンワールドのロード時間をむしろ楽しんでいた私としてはこの程度はどうってことないっちゃそうなのですが、この記事のタイトルに「紹介」の文字を入れている以上、触れなくてはならないかな。
 ロードは長いです。結構長い。ロードの発生は、フィールド変更時、イベント時などがあげられますが、フィールド変更時はイラッと来る人は来るかもしれません。個人的には、動物に餌をやるところ以外は特に気にならなかったけど。


 まあ、こんなところかな。
 それでは私は攻略サイト解禁して二週目いってきます。

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