くるくるばたばた

ハヤテのごとく!をメインに、漫画ラノベその他について書くブログ。

夏のあらし! 1巻感想

 というわけで、遅まきながら夏のあらし!の一巻感想ネタバレ含。

 第一印象としては、なんかいい。とてもいい。
 まだ前提条件が提示されてるだけなのでなんともいえない部分はあるのですが、でも、すごくいい感触があります。
 ハヤテみたいに妄想したくなる衝動にも駆られるのだけど、それよりも、ただ物語を読んでいたいという気持ちの方が強いかも。


 夏という単語にこだわり、かつ最初から別れの可能性を示しているのはスクランに同じ。
 でも話は前提を示しながらも淡々と、どちらかと言うとここ最近のスクランを見ているような。一話三十ページの月間連載だから、なるほど、スクランよりはごちゃごちゃしてないように思えます。

 でも、スクランとはなんとなく違うような。
 上手く言えないのですが、スクランは心理描写で魅せていたけど、この漫画はそうじゃない感じ。
 主人公がいます。八坂という主人公が。その目を通して見た世界、それを淡々と描いていくような印象。
 なんでだろう。キャラクターがあまり登場しなさそうだからかな。それと、多くの人が主人公より年上で、主人公の目を通して語るには高い位置にいるからだとか。ただ主人公の目に映る出来事(主人公の行動も含む)を書いて、主にそこから勝手に何かを汲み取るのは読者……みたいな。
 上賀茂の位置づけはどうなっていくんだろう。八坂と同年齢、同じ視点に立つ、おそらくは対となるもう一人の主人公。流れ的にも、カヤと通じるのはこの人だろうし。

 構造にふれるような解釈は苦手なのでこの辺で。
 ストーリーや設定的にも、まだあまり語るところはありませんが……。

 誰かと二人で、時を飛ぶことが出来る特性。毎夏パートナーを探しているというカヤ。そして、通じたことによってパートナーに起こる変化。幽霊のはずのあらしを追っている人。
 何でしょうね。毎夏ってあたりから、通じたことはいつまでも持続するわけではなさそう、というか夏の間だけ? 今までにもパートナーはいたっぽいけど、その人たちは放置してるわけだし……。変化というのは、とりあえず思い浮かぶのは、あらしについて忘れていくこととかでしょうか。
 夏の終わりというのがいつなのかははっきりとはしませんが……二人が亡くなった時、かな?
 でも、この二人のタイムトラベルにはもう少し何か制約があったりしないのかな。特性が身についた理由を探すなら、とりあえず二人が亡くなったと思える時間にとべばよさげだけど……危険が伴ったりするのかな。というかそもそも二人が本当に幽霊なのかというのもあるけど。

 今はこのくらいしか考えられないです。この先どうなってくるか、二巻以降には期待です。

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