くるくるばたばた

ハヤテのごとく!をメインに、漫画ラノベその他について書くブログ。

いぬかみっ!の14巻感想の一環でゲームに例えてみる。

 いぬかみっ!の最終巻が、予想してた以上に大好きになっちゃう展開で本当に困りました。
 もう三日か四日くらい一人で祭って連続で関連記事あげちゃいたいくらいですよ。
 そしてその一つ目かもしれないのがこれ。総力戦というのが大好きだってことと、もう一つ違うことについて。


 裏ボスってよくいるじゃないですか。テレビゲームとかに。かなり昔……ゲームをやっていて初めてそういう存在にぶち当たった時。これってどうしているんだろうと考えた覚えがあります。
 そのゲームのストーリー自体はラスボスを倒した時点で決着がついてる。ハッピーエンド、めでたしめでたし。にもかかわらず、どうしてこんなのがいるんだろうと。
 でもまあいいや、とりあえずいるんだから倒しちゃえみたいな感じで遊んでました。

 で、たぶんそれこそが答えの一つだったわけで。倒すためにいるんですね。
 レベル上限百のゲームがあったとして、でもそのゲームのラスボスを倒すには、レベル六十くらいあれば十分ということが多い。六十くらいで、ゲームとしては一応完結を見る。ストーリーは、そこで終わる。
 だからそこからは、そのゲームのストーリー以外の部分に惚れこんだ人の領域。バトルが楽しいから繰り返す人もいる。とりあえず上限までレベルを上げたいという人もいる。

 そして、理由は人それぞれですが、そのゲームをやりこんだ人に対するご褒美のようなもの、それが裏ボスなんじゃないかと、いつのまにか納得していました。それを倒すという目標があれば、クリアしたゲームをまたやってレベルを上げるという作業が、惰性でも暇潰しでもなくなってくれたから。実際、クリアしたゲームだというのにレベル上げをしているとかは、それは楽しくはあっても、なんだか宙ぶらりんな気分が抜けきらなかったのですよ。
 裏ボスは強ければ強いほど良いのです。達成するべき目標は高ければ高いほど良いのです。レベルを上限まで上げて装備を最強にして、それでやっと戦いになるかというくらいが最高です。

 だって、これはゲームだから。ほとんどの場合において、どんなに高くても、絶対に達成できないということが無い目標だから。それは大変なことかもしれないけど、倒す道があるのが前提になってるから。
 そしてそれを、ゲームの製作側を私たちは信頼することができているから、無邪気にレベルを上げたりなんてことができます。

 でも、それを現実に適用することはできないってのは言うまでも無く。現実には、レベルを限界まで上げても、どれほど思考を凝らしても、いくらゲームに習熟しても、裏ボスを倒せないという状況が存在します。

僕らはね、その人が出来る試練しか与えないよ、絶対に。いい? 川平啓太君。君がね、君の持てる全ての力と能力を使えば必ず出来るんだよ、この試練は。


 いぬかみっ!の最終巻において課される試練は、三神、そのゲームの製作側からは、クリアできるという前提が示されています。けれど、いぬかみっ!の世界の現実において、敵側のその言葉を信じることなんてできようはずもありません。

 ……で、中途半端なところで。後は結末のネタバレになるので伏せておこうかとちょっと思うのですが。
 ここまで書いてきたものを見ると、啓太のあの言葉は、なんだか途轍もなく甘いものに聞こえるのかもしれないけれど。
 あれは全然違うのですよ。信頼を向ける方向が。

 あとは感想記事で書こうかなと。

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