くるくるばたばた

漫画とかラノベとかその他について適当に書くブログ。SS書きたいと思ったりもしてる。いまは主に東方とか。

乃木坂春香の秘密 3巻
 お話というのは、まず何らかの『事件』があって、それを巡るものだというのを見たことがあるようなないような。
 さてこのお話における事件とは果たして何なのかって言うか事件起きねぇ……!!

 いや、起きていないというわけではないけれど、それは本当に些細なことだったりまったりとしたものだったり。
 キャラクターにしろお話にしろあまりにも王道で、こんなに何も無いお話で続けているのが逆にびっくりだ。むしろすごいと思う。シリアスな話が好きと言うか、シリアスな読み方を押し付けようとすらしている感のある私からしたら、こういうのを書くのはほんとに足元が不安になりそうで、いや、すごいよほんと。王道だけで真正面から勝負していることが。

 内容。内容はですね。
 九話はお弁当話。春香が裕人にお弁当を食べさせる、ただそれだけの話なのです。
 春香のトラウマについても触れてはいる、触れてはいるのだけど。三巻すべてを見渡してもそれ以上に触れる気は無いというか、実際のところ春香のトラウマなんてのはご都合主義でも使わない限り解決できない問題である気がして、どう処理してくるのかそもそも処理してくるのだろうか程度に思っているかも。

 十話。十話ですね。十話はあれですよ、美夏がメイン張るお話ですよ。美夏ですよ美夏。美夏美夏。相変わらずフラグが立ってないようで立ってる子です。もしもこの物語で何かしらの修羅場が発生することが万が一にもあるのならばおそらく最有力候補な子であると勝手に思っていたり。これがもっと全体的にシリアスな物語であったならば、乃木坂美夏という子がいかに歪んでしまっているような気がするかを熱く語っていたかもしれない。

うーん、何で裕人と乃木坂さんの妹さんがいっしょにここにいるのかなー? 姉妹に同時にフラグを立てるのあんまりおすすめできないよー? そういう時って、だいたい対決イベントにいっちゃうもんだからー。人生はメッセージスキップもリセットしてタイトルからやり直すこともできないんだしー
 朝倉信長様の仰る通りなのですが、さてこの物語はそこまでやるのかなー?

 十一話と十二話は一繋がり。
 人工呼吸イベント、および誕生日イベントやら何やら。前巻で春香のご両親に認められた裕人くん、特に問題なくお祖父ちゃんにも認めてもらうのでしたとさ。
裕人さんがいなければ、こんな風に和やかに楽しく誕生日を迎えられることはなかったと思います。ルコさんとも由香里先生とも仲良くなることもなかったですし、きっとお父様たちともこんなに打ち解けてお話をすることもなかった──。だから、裕人さんのおかげなんです
 そうなんですねー。
 この、乃木坂春香お嬢様の恋愛ストーリーにおいて、お嬢様が綾瀬裕人を好きになるその根源的な理由に関しては文句のつけようが無いほどに示されちゃってるんで、だからこのお話がお嬢様の恋愛ストーリーをやってる間は文句のつけようが無いんだなあ。
 乃木坂春香の視点で考えるなら、綾瀬裕人と出会ったことで、まさしく世界の色が変わっちゃったわけですしねー。と、このくらいで三巻に関しては終了。

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