構造論はやっぱりよくわかりません。
ハヤテの十五巻がやっと入荷した。買った。しかし『七姫物語』の四巻と『成恵の世界』の八巻がどこを探しても無い。なんたることだ。ところで来月購入予定の本をリストアップしているうちに、あることに気がつきました。ちょっとやばい。一迅社に財布がやられちゃいそう。欲望に素直になると、六冊ほど購入になる。どうしよ、いくらか様子見るべきかな。ああ、超能力部が早く読みたい。
ハヤテの十五巻ですが、なんとなくそろそろこの漫画は、自分にとって空気のようなものになってきたというか、そこにあるのが当たり前で、そこにあるだけでいいようなポジションに収まってきたというか。スクランポジションですね。
こうなると、この漫画に対する私の態度は、段々と静かなものになっていく気がする。そもそも、今までがうるさすぎたのですか。
作品と自分の考えがあればそれでよくて、もちろん、他者の考えもいろいろと参考にしたりはするけれど。
しかし結局、私が本当に「考える」ことができるのは、キャラについてだけなのかな、と思い始めている。どちらかというと以前から思っていた。あとは、漫画の読み方とでもいうのか……味気ない言い方をするなら、伏線拾いや描写拾いということになるのかな、その辺をもう少しなんとかしたい。キャラを読むのに平行して。キャラに依存せずにストーリーや世界を感じるとか、そんなのも欲しい能力。
それというのもここ最近、構造論的な話にあまり興味がなくなっているということに気づきまして。構造論に、キャラはいない気がするから。
グレパンさんの記事を見て、「ウチで既出だっけ……??(;゚д゚)」と健忘症。
風車さんの記事を見て、「あれ、「物語というのは、出来事と出来事を因果関係をもって結びつけたものである」ってどこかで見た……」と思ったところで、一月に書いた記事を途中でぶん投げていることに気がついた。でもそれより、一七二話感想記事を見て「ねー、アーたんってなんだかとても美羽っぽいよねー」とうにゃうにゃしたい気持ちが強い。琴吹さんは嫌いではない、だが私は美羽派。まあどちらかというと、彼女を美羽にそのまま重ねるのは、一七二話によってちょっと難しくなったという感じではありますが。
しかし私は、アーたんには既にハヤテ以外の相手がいるというイメージを漠然と持っていて、それもまた面白そうだなーと以前から感じていたのですが、実際どうなんでしょう。ハヤテとの別れの後、アーたんは、
・ハヤテに代わる相手を見つけていた。
ハヤテとのことは既に過去のこと。綺麗さっぱり区切りをつけている。
・ハヤテとの別れにより、精神的に不安定に。ハヤテへの執着は残り続けている。
ハヤテとの再会後、ハヤテが自分の非を認めたことを突いて、ハヤテを篭絡。
要はヤンデレ化。……違うか?
……うーん、どっちでもいい気がしてきた。や、どっちもいい、か。私は美羽派。
もちろん、この二つ以外でもいいですし。
ところで、一月に書いたあの記事は面倒なのでぶん投げたままにしておきます。SGKDさんごめんなさい。
あれについて、自分用のメモに今のイメージを少し残しておくならば、
スクラン:
各キャラの線の集合である管から、いくつかの点を選び出す。
管の中に点が散在している。そのため、全体としては「管」のイメージになる。
ハヤテ:
各キャラの線の集合である管から、いくつかの点を選び出す。
管の中には一本の折れ線が引かれていて、実は選び出されている点は、その折れ線にある程度沿っている。
折れ線は、何度も曲がっている。曲がる箇所の点は、確実に選び出されなくてはならない。
それ以外、直線部分においては、折れ線の一部でなくとも、折れ線にある程度近い部分の点であればよい。
全体としては「折れ線」のイメージになる。
線を折らせるのは作者さんの意図ね。つまり、折れ線はハヤテにおける作者さんの意図のイメージそのもの。そして、なんだかんだでそれに沿っているように見えてしまう。
スクランにおいては、そもそもその「管」自体が、意図を持って作成されているというイメージか。だから、点を無作為抽出しても、どこにだって作者さんの意図は──その、世界自体に存在している。そうなるように、世界が、設定が、キャラの配置が用意されたから、だから、あとは勝手にそうなるだけ。
ほんの少しずつ遍在しているようなイメージであるので、つまりどこかが濃いというわけでもなく。だから、作者の意図があまりわざとらしくは表に出ない、ような気がした。
スクランと同様のイメージをハヤテには持っていないのかと問われたら、そんなことはないと答える。もはやそれ以上の意図など必要ない、そうなるように配置する神様の計算は、ところどころに配置されている……と思う、たぶん。そのあたりのことに関して、たとえば「考察」を名乗れる程度の仮説を立てることができているのはナギとヒナギクについてのみであるので、私がそのあたりを語るには、まだとても弱いのだけど。
でもいつか、物語のイメージは折れ線ではなく、管≒世界そのものになってくれるのだと思う、たぶん。水を低いところから高いところへと持ち上げるのではなく。高いところにおいて、道筋を作ってやれば、勝手に流れるのだと。
というわけで、イメージまとめ、おしまい。
構造論はおなかいっぱいなのでもうしばらくいいです。


ちなみにワタシは、美羽か琴吹さんかと問われれば琴吹さん派。それだけに5巻の心葉君に「コノバカヤロウ!」と言ってみたくなる衝動に(笑)
全キャラ中でというと、千愛ちゃんや雨宮さん派。色々救いようがない気がするのはスルーですw
でも実際にアーたんが現れたら、ハヤテは美羽に対しての心葉のようになってしまいそうで怖いですね。で、現状琴吹さん役のナギが泣くと。そのまま物語が一気に最終局面に向かいそうです。言い方は悪いですが、暫定最終回よろしく、打ち切り時のストーリー展開候補かも、と思っています。
>・ハヤテに代わる相手を見つけていた。
>ハヤテとのことは既に過去のこと。綺麗さっぱり区切りをつけている。
芥川君みたいな場合も考えられないことはないですが、どうしましょw
>構造論はおなかいっぱいなのでもうしばらくいいです。
ワタシも誰かの記事に触発されないと自分からは滅多に書かないし、いろいろほったらかしてる物も山積してるので、ワタシのが遥かにいい加減ですね(←オイ)。
思いついたとき、疑問に思ったときに、答えを出そうとせずに書いていくだけでも、それを読んだ誰かがさらに発展させてくれることもあるでしょうし、パレットさんの文章はワタシより遥かにまとまりがあると思うので、あんまし気にせずいろいろ書いてもらって、そして読ませてほしいなあ、とか、一読者として思ってたりします。
ワタシも基本的には「うにゃうにゃしたい」ことの方が多いだろうし(笑)
長文で申し訳ありません。それでは失礼します。