私立彩陵高校超能力部 6巻
とかくシオリがかわいい。貧乳っぷりがよい。幼女っぷりがよい。シオリ最高。
そしてあれだ、けっこう伏せる。注意して読んだつもりだけど、まだ何かあるかもしれない。もっと読解力が欲しい。
気づいた順にメモ。
○「この力のせいですべてが変わったのだから」(第43話/シオリ)
九十八ページと百ページの構図がシンクロ。シオリの能力で何かが変わってしまう瞬間──と思ったのだけど、九十八ページの方では能力が発動している様子は無い。九十八ページの解釈だけは、現時点でしっくりくるものがなかったりする。
○「そうするしかないと思ってた」(第45話/シオリ)
そうする以外の道を見つけたことの示唆。「ホントにバカだわ あいつらも …私も」もチェック。
○「超能力にこだわってるのがバカバカしくなってくる」(第45話/ヤソベ・第45.5話/シラキ)
四十五話におけるヤソベ、シオリと、書き下ろし(45.5話)におけるシラキの台詞。超能力部の面々と関わっての感想がシンクロ。
○「いいか?」(第43話/マサト)
五巻三十四話での問いの反復。三十四話では黙殺したシオリだったが、今回の答えは「いいわ そういうことにしてあげる」。
「助かってほしいなんて 思って………」と憎まれ口を叩くシオリにマサトが笑顔を向けるのは、彼がシオリの泣き顔を見ていたからだろう。『シオリが泣いていて、マサトがそれを見ている』というような、全体を写したコマはなくて。個人的には、こういうやりかたはとても好き。
○「もう…ずっと 気にしないって決めてるんだから…」(第43話/シオリ)
直後のコマの「無表情な、過去のシオリ」は、四十三話の回想における「感情表現が豊かだった、過去のシオリ(それは現在のシオリと対比されてもいる)」との対比。
また、ここでいう「気にしない」は自分の感情を切り離すことに近いためか、感情を表に出しそうになりながらそれを抑えるシオリの描写は各所に見られる。
・七十五ページ一コマ目〜二コマ目
・九十九ページ一コマ目〜三コマ目
・百一ページ目の言葉
……とか。
○「──いや 運が悪いのは認めるけどな でも そりゃお前と会う前からそうだぞ」
(第43話/マサト)
マサトの『偶然』の能力に対し、シオリの『予見』は、『必然』を作り出す能力といえる。
そして、現時点ではこの二人のみが持つ、能力の不幸な共通点として。
この二人の能力は、偶然起こってしまうことだとか、未来のことだとか、本来なら『どうにもならない』ことの責任を、その能力に──能力の持ち主に、求めさせてしまう。簡単に言うならば、『偶然』や『予見』によって起こったことの責任は、ともすればマサトやシオリに求められるし、そして何より、本人が、その責任を自分自身に求めてしまう。
関わってきたのはたしかにマサトだが、二人の出会いの際、シオリの方も、勇気を振り絞るように一歩を踏み出した描写がある(五巻三十四話)。だからこそ、シオリは後悔しているのだろう(前ページ、シオリ主観の手を伸ばすコマも、その演出の役目を果たしている)。
○「わざと見たワケでも見たかったワケでもないんだろ? だったら気にすんな」
(第43話/マサト)
単純にして明快な解答は、おそらくそれを今まで誰も言ってくれなかったから(シオリ自身が『気にしない』素振りをしていたことを考えると、今まで誰もそれを言わなかった──シオリの本心に近づくことはなかったと思われる)、シオリの救いになる。似た性質の能力者であることも意味はあるんだろうけど──シオリの視点では全体的に、マサトたちの姿を見つめること、「そういう生き方もあるんだ」と新たな世界を知る意味合いが強い。
ただ、この救いは、かつてマサトに投げかけられたものである可能性も強い。その場合は、チキの受け売りということになるのかな。そもそも、マサト自身が完全に吹っ切った考え方をできているのかどうかが──今月の連載分を見るに、まだ、すべてが済んだわけではない感じもするのだけど。
○「オレたちはお化け屋敷を楽しみたいんだけど?」(第39話/シラキ)
シオリのグループの四人が、書き下ろしで『お化け屋敷(の製作)を楽しんでいる』ことによって、この言葉を潜在的予告として機能させ、同時に回収。
概念的な解釈だけど、超能力部の面々だけではお化け屋敷が不完全なものであるという事柄等も含め、文化祭の流れはすべて伏線と判断して良さそう──四人が戦闘にしか使わなかった能力を見事に応用させていることもあり、すごく面白い流れになっている。
○おばけ女
描写が細かすぎて悶え死にそうになった。
四十三話の回想において、シオリは自分の机に「おばけ女(左目に眼帯をしていることを指して)」と書かれ、いじめられている。シオリがそれに怒って眼帯を取った際、『予見』の能力が発動し、クラスメイトに怪我をさせてしまう──いわば、おばけ女は、シオリの忌まわしい記憶の、能力に繋がれた運命の、その最初。
だが書き下ろしにおいて、シオリは幽霊の仮装で客寄せをすることで、お化け屋敷を手伝っている。
マサトとの邂逅を経て、シオリが本当の意味で自分の能力を受け入れ始めたことを描写しているのだろう。
現時点では、こんな読み方。めっさ楽しみました。シオリかわいい。シオリ素晴らしい。きっとおよそ一年後、また七巻で。
そしてあれだ、けっこう伏せる。注意して読んだつもりだけど、まだ何かあるかもしれない。もっと読解力が欲しい。
気づいた順にメモ。
○「この力のせいですべてが変わったのだから」(第43話/シオリ)
九十八ページと百ページの構図がシンクロ。シオリの能力で何かが変わってしまう瞬間──と思ったのだけど、九十八ページの方では能力が発動している様子は無い。九十八ページの解釈だけは、現時点でしっくりくるものがなかったりする。
○「そうするしかないと思ってた」(第45話/シオリ)
そうする以外の道を見つけたことの示唆。「ホントにバカだわ あいつらも …私も」もチェック。
○「超能力にこだわってるのがバカバカしくなってくる」(第45話/ヤソベ・第45.5話/シラキ)
四十五話におけるヤソベ、シオリと、書き下ろし(45.5話)におけるシラキの台詞。超能力部の面々と関わっての感想がシンクロ。
○「いいか?」(第43話/マサト)
五巻三十四話での問いの反復。三十四話では黙殺したシオリだったが、今回の答えは「いいわ そういうことにしてあげる」。
「助かってほしいなんて 思って………」と憎まれ口を叩くシオリにマサトが笑顔を向けるのは、彼がシオリの泣き顔を見ていたからだろう。『シオリが泣いていて、マサトがそれを見ている』というような、全体を写したコマはなくて。個人的には、こういうやりかたはとても好き。
○「もう…ずっと 気にしないって決めてるんだから…」(第43話/シオリ)
直後のコマの「無表情な、過去のシオリ」は、四十三話の回想における「感情表現が豊かだった、過去のシオリ(それは現在のシオリと対比されてもいる)」との対比。
また、ここでいう「気にしない」は自分の感情を切り離すことに近いためか、感情を表に出しそうになりながらそれを抑えるシオリの描写は各所に見られる。
・七十五ページ一コマ目〜二コマ目
・九十九ページ一コマ目〜三コマ目
・百一ページ目の言葉
……とか。
○「──いや 運が悪いのは認めるけどな でも そりゃお前と会う前からそうだぞ」
(第43話/マサト)
マサトの『偶然』の能力に対し、シオリの『予見』は、『必然』を作り出す能力といえる。
そして、現時点ではこの二人のみが持つ、能力の不幸な共通点として。
この二人の能力は、偶然起こってしまうことだとか、未来のことだとか、本来なら『どうにもならない』ことの責任を、その能力に──能力の持ち主に、求めさせてしまう。簡単に言うならば、『偶然』や『予見』によって起こったことの責任は、ともすればマサトやシオリに求められるし、そして何より、本人が、その責任を自分自身に求めてしまう。
『気にしないようにする』ための飾りの言葉の中に、本音が透けて見える。…………謝らないわよ
あんたの運が悪いだけよ
私なんかと関わったあんたが──…
関わってきたのはたしかにマサトだが、二人の出会いの際、シオリの方も、勇気を振り絞るように一歩を踏み出した描写がある(五巻三十四話)。だからこそ、シオリは後悔しているのだろう(前ページ、シオリ主観の手を伸ばすコマも、その演出の役目を果たしている)。
○「わざと見たワケでも見たかったワケでもないんだろ? だったら気にすんな」
(第43話/マサト)
単純にして明快な解答は、おそらくそれを今まで誰も言ってくれなかったから(シオリ自身が『気にしない』素振りをしていたことを考えると、今まで誰もそれを言わなかった──シオリの本心に近づくことはなかったと思われる)、シオリの救いになる。似た性質の能力者であることも意味はあるんだろうけど──シオリの視点では全体的に、マサトたちの姿を見つめること、「そういう生き方もあるんだ」と新たな世界を知る意味合いが強い。
ただ、この救いは、かつてマサトに投げかけられたものである可能性も強い。その場合は、チキの受け売りということになるのかな。そもそも、マサト自身が完全に吹っ切った考え方をできているのかどうかが──今月の連載分を見るに、まだ、すべてが済んだわけではない感じもするのだけど。
○「オレたちはお化け屋敷を楽しみたいんだけど?」(第39話/シラキ)
シオリのグループの四人が、書き下ろしで『お化け屋敷(の製作)を楽しんでいる』ことによって、この言葉を潜在的予告として機能させ、同時に回収。
概念的な解釈だけど、超能力部の面々だけではお化け屋敷が不完全なものであるという事柄等も含め、文化祭の流れはすべて伏線と判断して良さそう──四人が戦闘にしか使わなかった能力を見事に応用させていることもあり、すごく面白い流れになっている。
○おばけ女
描写が細かすぎて悶え死にそうになった。
四十三話の回想において、シオリは自分の机に「おばけ女(左目に眼帯をしていることを指して)」と書かれ、いじめられている。シオリがそれに怒って眼帯を取った際、『予見』の能力が発動し、クラスメイトに怪我をさせてしまう──いわば、おばけ女は、シオリの忌まわしい記憶の、能力に繋がれた運命の、その最初。
だが書き下ろしにおいて、シオリは幽霊の仮装で客寄せをすることで、お化け屋敷を手伝っている。
マサトとの邂逅を経て、シオリが本当の意味で自分の能力を受け入れ始めたことを描写しているのだろう。
現時点では、こんな読み方。めっさ楽しみました。シオリかわいい。シオリ素晴らしい。きっとおよそ一年後、また七巻で。


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