くるくるばたばた

ハヤテのごとく!をメインに、漫画ラノベその他について書くブログ。

その、隠された笑顔が

 賭けてもいい、アホ毛がドッキングしてるのが畑先生的な重要ポイントだ。


○正解率1%
 BSでの畑先生が生き生きしすぎで吹いたんだけど、まあそれはそれとして。
 「正解率1%」はいろんな意味で危険なフレーズ……私はひぐらしを推理ものとして見ることはついにできなかったのだよ。なんだかんだでノドカキムシールやはにゅーあうあうだもんなあ。

 まあなにはともあれ、これはちょっと解きにくいのは確かなような。
 それこそひぐらしみたいな感じですね。ミクロとマクロ(という使い方でいいのかな?)……具体的には、個々の事件としてレベルと、大局的な物語としてのレベルが、変に混じり合ってきてる。
 ちなみにひぐらしは、前者に関してはいくらかとっかかりがあった(『推理』ができた)一方で、後者に関しては無理というかほとんど何でもありなお話にしてしまったため、いろいろともにょもにょ言われた作品だったと受け取っています(読者としては何が推理可能で何が推理不可能かなんてわからないし、だからそれらを一緒くたにされたことで、これは真面目に推理した人はそこそこ困ったんだろうなあと思いながら読んだ記憶があります)。

 何が言いたいかというと、『ハヤテのごとく!』に関して、キャラの心の動きやらそれに関連するイベント等だとかをミクロ、全体的な物語そのもの(特に不幸石やらに関連するあたり)をマクロとおくならば、ぶっちゃけマクロの方は読みようがないよねってこと(笑)
 それこそひぐらしと同じようにさ(笑)



○境界条件が欲しい
 以上つらつらと書いたことが、現時点で情報を処理することは難しいのでしばらく寝かせようとでも言ってるように聞こえたのならば、まさしくその通り。
 超常現象的なことが絡んできそうな印象が強い──飛行石の紋章は言うまでもないにせよ、それだけに留まらず、それを基点にして、もっといろんなものが繋がっちゃってる印象があるし。両親がいないというアテネの境遇、及び彼女の内面すらも、あるいはそれと繋がっちゃってることも考えられる。単純に「ハヤテの過去話」というだけならもっとじっくり粘ろうと思っただろうけど、なんだかそれだけじゃないっぽいですからねー。



○繋がってるところ
・「もう少し大きな夢を持ちなさい」
 二巻六話に対応。ただ、アテネと一緒にいた頃のハヤテが、小学生になって二巻六話の作文を読み上げるまでには、なんだかよくわからないブラックボックスが存在するっぽいので、まだはっきり何かを言い切れる部分ではないかもしれない。とりあえず関連を意識しておくくらいで。


・六巻六話あるいは九巻四話あるいは十二巻五話
 一人きりのアテネに対して、「それが平気なわけがない」とハヤテが気づいたのがいつなのかは、まだ言い切れないことだけど(もしかしたら、過去編の最中に気づいた可能性もある……が、「あの頃」という言い方(「あの時」ではなく)からして、それはないか?)、「現在」に近い時期にそれを理解したのだとしたら、この三つの話とかが候補かなあとか。

 「一人」ということに着目するなら六巻六話、「もう慣れたから…平気ですわ」あたりを見るなら九巻四話、十二巻五話は微妙に違う気がするけど、なんとなくそれっぽい気もしなくもない……一番最近だという点が有利?
 アテネの事情がわかってないからなんともいえない。とりあえず意識しとこうと。

 あ、それと、「ロイヤル・ガーデン」が出てたのは一巻の一話扉絵と六巻の六話扉絵だって、不特定多数(仮名)さんが言ってました。それは「漫画の中に」出ているのか? と首を傾げたい気もするけど、黄金の城の所在を確認するためだけに読み返す気にはなれないのでそれでいい。

 本命は六巻六話、対抗九巻四話ってところでしょうか。十二巻五話は正直無い気がするんだ。


・九巻三話
 いちおう宿題の答え合わせかもしれない。
 ここでハヤテがアテネのことを彼女と認識して発言してるのは、七巻十一話との対応である可能性。
 ただ、ぶっちゃけ違う気もするというか、もしこれが正解ならハヤテには濃硫酸かもしれん。



○アテネの表情
 ハヤテの一人称で進んでるあたりはほっとした……アテネ視点になるようだったらどうしようかと心配してたから。そしてますます美羽っぽくなってきたね!

 ところでこの漫画、けっこうここぞという時に……そのキャラの表情を見たいという時に限って、それを隠してきたりということがままありますが(ハヤテに限ったことでもないだろうけど)、今回もアテネ絡みでそれが多数。基本的にハヤテ視点のお話だという前提で。

・「私の執事をやってくれません?」
 ……の直前二コマ。
 三コマ前(「でも、カンの良い彼女は」のとこ)において、ハヤテ視点では、ハヤテの内心を見透かすような視線を向けている──これは、「ハヤテが思う、アテネがハヤテを執事にしようとした理由」に合致しているのですね。
 そして、ハヤテに執事をやるように言う、そうしようとするアテネの内面が滲み出ているであろう二コマに関しては、表情が描かれていない。


・「そんなの…いるはずないじゃない」
 「もう慣れたから…平気ですわ」「私の執事を…やるのはいや?」に関しても同様。特に後者は、同じアングルでハヤテの顔は描いているのに、アテネは描いていない。
 ただ、「この城には、私以外、」のコマでちょっぴり愁いを帯びた目を描いているのが、流れ的に違和感といえば違和感……(ハヤテの視点で)サインがあったのに気づけなかったからこそ、「どうしてあの頃、わからなかったのだろう…」になるのかな?


・「ほんとまったく…しようがない子ね…ハヤテは…」
 表情隠し(細かく言うなら目の部分を隠しなのですが……むしろ感情隠し?)三連続。
 アテネが明確に「切り替わった」のはここなわけで。呼び名が「あなた」から「ハヤテ」になっているに留まらず、「私の執事を……やってくれませんか?」と、一度目の呼びかけ(あなた、私の執事をやってくれません?)よりも、いくらか近づいた物言いになっている。物理的にも近づいてるけど。
 今の時点では詳しく推測しようがないけど、アテネのこの隠された笑いは、笑わせてくれた少年は、どうしてか、彼女にも救いを予感させたのだろう──と予感しました。

 あとどうでもいいけど、「ふしぎ…」は「ふしぎ!」にしておくべきだと思うんだ。パロ漫画的に。



○結局のところ
 ハヤテは現在に至っても、アテネの気持ち(必ずしも恋愛的な好意だけに限られるかはわからないけれど)を理解していないという印象が付きまとって離れない──なんだか矛盾しているようだけど。
 九巻三話の彼女発言もそうだし、今回の話からも──結局のところハヤテは、アテネが自分を執事にしようとしたのは、自分を心配してのことだったという認識しか懐いてないのだから。……まあ、まだ言い切れはしないけども……。

 アテネが自分のことをどう思っていたかという認識が、現時点ではハヤテからは読み取れない。これは現在のナギとの関係にも直結しうるので、たぶん注目すべきところだと思うのだけど(具体的に言うなら、アテネからの好意に気づいているのなら、ナギからの好意に気づいている可能性も高い、など)。

 どうも、気づかないままに終わって、いまだに気づいてないような気がするんだけど……さて、どうなることやら。

Comment[この記事へのコメント]

実は・・・ 

アーたんは、姫神と対応していると思ってました。

こんな「もの」だったとは1パーセントくらいしか思ってませんでした。前回で嫌な予感はちょっとだけしてましたが・・・。でも、これを出した事で作品をどう動かしても理由付けが出来るから畑氏にとっては、多少楽になったのでは?
しかし、最初からこんな設定のキャラクターとして考えていたのだとしたら、とんでもないと思うのです、いろんな意味で。

非常に個人的な感想ですが、この作品では、やらないで欲しかった展開でした。

とりあえず、一言書いてみた。
  • SGKD 
  • URL 
  • at 2008.06.11 20:47 
  • [編集]

NoTitle 

 竹田さん(文学少女)≒喜緑さん(ハルヒ)≒カラスミ(ローゼンメイデン)だろ、デコ的に考えて。
 ただ、残念ながら喜緑ではなく、鶴屋さんだからデコに惹かれたわけでは――(´・ω・`)つるやさんもでこ
 
 三題噺的に言うと「執事」「ラブコメ」で今まで来たものに、「超常現象」が表面化してきたという感じでしょうか。
 
>夢

 3LDKで、一応大きくなってるんですよね、2LDKと比べると1L分。
 ハヤテとアーたんの関係が、伝わっているようで伝わってない関係だったことがこの1L分に秘められているんですよきっと(`・ω・´)

>一人きりの寂しさ

 気づいたのが「あの頃」より(連載開始前)であるとするのなら、子供にとっては絶対の存在である親が側にいないということの寂しさを(あくまでも自分の身のみで)実感したからこそ、ハヤテはアーたんの執事を止めて両親の元に戻り、それをアーたんの立場に自分の身を置くぐらいに精神的に成長した後に、始めてアーたんの寂しさを理解して自分の罪を認めたという線もあるようなないような。まあ事情が分かってからですねー、色々と。

>アテネさんとの彼女認識

 五巻前半で悶えながらも震えたのもいい思い出です。竹田さんの役回りがあれでよかったのは悩み所でしたが。竹田さん的にはOKだけど、シリーズとしてはどうだ的な意味合いで。ただ、三巻のあの台詞から考えるとそうなんだろうけど、でも、いや、うーん(`;・ω・´)
 彼女のような関係だったけど、子供だったから彼女という認識には至らなかったのかな?
 子供っていうことも認識したほうがいいのかもしれません、この過去編。
 「あの頃」のアテネのハヤテ側への感情は(存在するなら)現在から振りかえっても確定しているけど、「あの頃」に対してのハヤテからアテネ側への感情は、大人になってからのエフェクト(あるいは大人になってようやく理解した)がかかってるような。
 ただ、まあどうなのかは現時点ではちょっとわからないですね―(´・ω・`)
 とりあえず、これも持っていくといいと思うよ(`・ω・´) つ【ふたる酸】
  • 美尾 
  • URL 
  • at 2008.06.11 23:30 
  • [編集]

>SGKDさん 

>こんな「もの」
 そういう言い方ということは、つまり、そう捉えたのかな?
 いや、ごめんなさい、よくわかってないんだけど、アテネがいるところはどこか異世界的ななんちゃらで、アテネ自身も超常的な存在といったような、頭痛が痛くなるような展開を予想しているのでは……ないよね?
 まあ、ハヤテのごとく!がそっち系に展開しても別にいいんですが、しかし私はあんまりそっち系の──およそ何を考えても妄想にすら至らない話をするのはほんとに頭痛が痛い、というかぶっちゃけ飽きた。感想記事でも、その辺に触れるのはだいたい避けてるのよね。

 話がずれたので戻しまする。
 というか、実はそこのところまだ私は諦めてない……まだ、マクロな方面での仕掛けは、アテネとハヤテの関係性とかミクロな事柄と分離できる、そういう解釈をこじつけられる段階だと思ってるから。私の場合、超常的な要素は別にいいんだけど、それを絡められて許容できる領域とできない領域があって、基本的な興味はそこだから……まだ、そこを侵されたわけではないと思うのね。

 マクロがどうなろうと別にいいです。それがミクロにまで混じってきたらウボァマー

 なんか勘違いしてて全然違うこと言ってたら申し訳ない。

  • パレット 
  • URL 
  • at 2008.06.13 02:16 
  • [編集]

>美尾さん 

 え〜ん、ショタ執事とロリ主がきゃっきゃうふふとラブコメる甘いお話だったのに……主は実は死者の国の住人で、主のお城に変な石を十二個集めたら願いがかなうとかなんとか超常現象が絡んできて、よくわからないお話になっちゃった……ひっく、え〜ん、マズいよ〜。


>カラスミ(ローゼンメイデン)
 ちょ、まって、誰だっけそれ? いやほんとに。とりあえず今は『七姫物語』が一番に浮かぶけど。


>3LDK
 しかしこれに関しては煮え切らない言い方をするですよ!
 そもそも二巻六話は、この過去編との奇妙な断絶を示していたりもして、なんだかおかしいですねーというお話を先週していました↓

 http://d.hatena.ne.jp/Mesan/20080607/1212846176

 がしかし、今回は逆に、二巻六話との接続があったりと、そんなこんなでおかしな印象なのです! 記憶を失わせたという話があるというか私もちょっぴりした気がしないでもない(あれ? やっぱりしてないような気もする)ですけど、でもハヤテは、アテネとのやり取りを覚えてる可能性が強まったのですよ。まあ、「小学生の頃からの夢」とあるから、アテネとの会話に直結するのか微妙ではあるけど。それでも、夢は3LDKと作文を読んでるのは一年生の頃だから、直結してないとも言い切れない、ほんとに微妙なところなのです。


>一人きりの寂しさ
 だが私は何事も無かったかのように訂正しよう、いろいろなものを下積みにして、最終的にすべてに気づいたのは十四巻の四話から五話であると。
 ……いやしかし、今になって心から思います。この三つのお話(アーたんフラッシュバック、両親が帰ってきたらという仮定、ナギの寂しげな未来予想)はやはり詰めすぎだったと。最低限、四話と五話にはいくらかの間隔をはさむべきだったのではないかと。
 ……少なくとも、アテネとの離別の原因が両親絡みであったのなら(それが最有力ではあるでしょうけれど)、そう思わざるを得ないです。


>彼女認識
 五巻は何より、「闇夜の旅路」のラスト部分だぜ(`・ω・´)
 竹田さんは、あれだからこそ竹田さんかなーとも思うですが。

 子供だったという認識は、なんだか必要な一欠片の気がするですよ!
 ……いやほんと、すっかり忘れてた。そうか、子供なんだ。今さらって気もするけど、そうなんだ。

 感情、というか心情に関しては、あの頃のアテネ→ハヤテの心情は、現在のハヤテはいくらか(すべてではない)推測できるようになっている。
 あの頃のハヤテ→アテネの心情は、ある程度冷静に思い返すことができるようになっている、というくらい……と私は位置づけとくです。

>【ふたる酸】
 濃硫酸では生ぬるいと思ってたところだ!

  • パレット 
  • URL 
  • at 2008.06.13 02:16 
  • [編集]

「ハヤテのごとく!」のプレイ動画 PartXXX 

ども。神様=オルムズト・ナジャです。

おまたせしました。「ハヤテのごとく!」プレイ動画の新作です。意外な展開にビックリです。でも、シナリオは私だったりするんだけどねえ、エヘヘヘ。
なんか、色々と安定してないけどサーセンw
次回はもっと早くうpできると思います。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これでコメントに頂いたレスの返事になってませんか、パレットさん?
  • SGKD 
  • URL 
  • at 2008.06.13 19:30 
  • [編集]

答えにはなってる。 

 言いたいことはだいたいわかった気がしたから。
 ……ただ、どうも最近の私は、そっちの見方を失い気味らしいかも。何を言ってるのかはわかったけど、ここでそういう見方が出てくることに、全然ピンとくるものがなかったから。

 構造論とかに背を向けたときに、そっちの視点も捨てちゃったのかなあ。
 今はただひたすらに、漫画と、キャラクターを見てみたいと思ってるらしいです。

  • パレット 
  • URL 
  • at 2008.06.14 00:20 
  • [編集]

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  •  
  •  
  • at 2008.06.14 01:08 
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