くるくるばたばた

主に東方SSの解説や感想と、稀に漫画とかラノベとかその他。

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読書メーター2013/03
2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:334ページ
ナイス数:3ナイス

インテリぶる推理少女とハメたいせんせい In terrible silly show, Jawed at hermitlike SENSEI (HJ文庫)インテリぶる推理少女とハメたいせんせい In terrible silly show, Jawed at hermitlike SENSEI (HJ文庫)感想
面白いは面白かったんだけど、なんか文章読んでてわけわからなくなるというか、何が言いたいのかよくわからなくなる箇所がたくさんあった気がする……何も考えずに読んでるのでその辺わりとめんどくさかった。この説明度の低さはやっぱり必要なものなのかしら? よくわからんが。
読了日:3月24日 著者:米倉あきら

読書メーター
東方SSメモ117
 創想話無印で面白かった作品を、作品集ごとに個人的にメモしたり、なんかその作品集について適当に語ったりするかもしれない記事。作品集178にて。
 スレに投げたレビュー(「作品集ごとに一気読んでレビュー」名義)の転載も入ってるかも。

『第四次紅魔図書館清争』(公ノ入氏)
(スレに投げたレビューより転載)
【感想】
 図書館のカビ臭さに愛着を持つ図書館派と、汚物は消毒しちゃいたい館メイド派が戦争もとい清掃すなわち清争するお話。
 いわゆる『真面目にバカをやる』タイプのお話として読める。当事者達は真面目に(楽しそうに?)やってるんだけど、外から見るとこいつらアホだなーという感じの。
 しかし読んでてすごいと思うのは、これ90kbほどあるんだけど、ほぼ最初から最後までまるっきりテンションが落ちないということ。
 どうしてテンションが落ちないのかと考えると、まず上述した図書館清争の全体的な筋書きそのものの面白さというのももちろんあるんだけど、たぶんそれ以上に、その筋書きを描く上での過不足の無さというのが大きかった印象。要するに、無駄なことを書きすぎず、かといっていろいろ省いて簡潔にもなり過ぎない。このバランスがとても上手いと思う。どちらかに偏るとその部分が退屈になってしまいそうだが、そういうことはほぼ無かったと思う(おそらく歯車が回り始めてない最序盤が、この作品内で言うならもっとも退屈な部分だったかもしれない。でも最序盤は最序盤なのでそんなに長く続くわけでもない)。
 そういう感じで、90kbがテンポよくサクッと読めてしまう良質なエンタメ作品。あとアリスや霊夢さんがかわいいのもベネ。

【五段階評価では分け足りないので百段階評価】81/100点


 そのほか一言メモ。
『夏のかたわら』(えび氏)が素晴らしいゆかれいむ掌編。
『彼の景色、其の景色』(松木氏)にひとかけら混ざったかぐもこが素敵。
『楽園を守るひと』(873氏)の霊夢さんがかわいい。
『お願い、私を捨てないで!』(飛び入り魚氏)がサクッと楽しめるスペカ意思ネタ。

東方SSメモ180
 創想話無印で面白かった作品を、作品集ごとに個人的にメモしたり、なんかその作品集について適当に語ったりするかもしれない記事。作品集180にて。
 スレに投げたレビュー(「作品集ごとに一気読んでレビュー」名義)の転載も入ってるかも。

『カマイタチ戯談』(ことやか氏)
「結局誰が悪者でもないのかもしれない。だから、妖怪が悪い。シンプルな話だ。」がすごい。
(以下レビューから転載)

【あらすじ】
「カマイタチって事は名の如く、鎌・鼬、鼬の仕業に違いないわね。鼬ってすばしっこくて……」
「いや、カマイタチと言えば三兄弟の悪神だろ?一人目が転ばして、二人目が斬る、三人目が薬塗るって奴じゃないのか」
「二人ともちょっと古いですね、カマイタチの正体は強風や旋風で、真空状態ができる事によって皮膚が切れてしまうのです!ブラックジャックで見ました!」
(作品より一部省略しつつ抜粋)

 神社の縁側に並んで座る霊夢、魔理沙、早苗は、それぞれ足に切り傷を負い、包帯を巻いていた。
 これはカマイタチの仕業に違いないと頷き合うも、三人の思い浮かべるカマイタチの像はまったく異なるものだった。

【感想】
 ことやか氏は作品集178で初投稿、これが三作目なのだが、氏の作品の今のところの特徴として、まず一つ、とにかく『らしい』というのがある。
 霊夢や魔理沙、早苗らといった、『キャラクターのそれっぽさ、原作っぽさ』というのもあるんだけど、それだけではない。やや説明しにくい、実際雰囲気的なものではあるのだけど、たぶん『お話自体が原作っぽい空気』というのが一番近い。
 原作の中でも、三月精や香霖堂、茨歌仙、鈴奈庵あたりの、短編連作系漫画。これらの漫画作品の、幻想郷のちょっとした風景、出来事を描こうといった空気が近い。
 ……ただ、近い、というからには、これらの作品ともまたやや違う感触があって……おそらく氏の作品は『幻想郷のちょっとした風景』よりも『妖怪のいる風景』と言った方が正しく性質を示していると思う。妖怪のいる場所で巫女さんをしている霊夢の日々、そこを通り過ぎてゆく、東方のキャラクターではない妖怪たち(基本的に霊夢の視点で話が進んでいて、これもまた、原作っぽくも良い意味で異なる味わいをかもし出してる。原作で霊夢の視点はほぼ描かれないし)。
 そしてもう一ついい感じの味付けとして、境界に居る霊夢さんを視点主にしていることもあってか、外の世界との繋がりを意識させられる部分が多く、それに伴って、妖怪の在り方とかそこらへんへの感傷が自然に作品に溶け込んでいる……という感じのがある。なんかここまで書いてて、香霖堂三月精鈴奈庵を足して三で割って霊夢視点にした感じ、とか言ってみると早い気がしてきた。
 なんか「カマイタチ戯談」よりも作者の作品全体について書いてしまったような気がするが、とにかく「カマイタチ戯談」自体もそんな感じでいい雰囲気の作品なので、ちらっと覗いてみてほしい。1作品20kb未満くらいなので、波長が合うようなら過去作もぜひ。

【五段階評価では分け足りないので百段階評価】74/100点



 そのほか一言メモ。
『にわかにキョンシー』(鹿路氏)が素敵な感じに華扇や青娥を描いてる感じ。
『そして十六夜咲夜はナイフをおろす』(わつじ氏)はちょっといろいろ省略しすぎで物足りなしな感もあるが、わりと真っ当に面白い現代入りというか、現代視点。
『忘れない』(うぶわらい氏)が例のごとく良い雰囲気の蓮子とメリー。
『のみまりさ』(ベータ氏)、なんかこれ系のは好き。

読書メーター2013/02
2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:958ページ
ナイス数:7ナイス

人類は衰退しました 8 (ガガガ文庫)人類は衰退しました 8 (ガガガ文庫)感想
面白い。しかしだいぶ核心に近づいてる感。もうそろそろ終わってしまうのかなあ。
読了日:2月26日 著者:田中 ロミオ
アクセル・ワールド13 ―水際の号火― (電撃文庫)アクセル・ワールド13 ―水際の号火― (電撃文庫)感想
ニコは前々からアレなフラグに定評があるから(震え声)  ハーレムの理屈が何気にすごく良かった
読了日:2月14日 著者:川原礫
アーク9 1 死の天使 (講談社ラノベ文庫)アーク9 1 死の天使 (講談社ラノベ文庫)感想
心地の良い中二感 いい感じに読ませられる
読了日:2月3日 著者:安井 健太郎

読書メーター
東方SSメモ179
 創想話無印で面白かった作品を、作品集ごとに個人的にメモしたり、なんかその作品集について適当に語ったりするかもしれない記事。作品集179にて。
 スレに投げたレビュー(「作品集ごとに一気読んでレビュー」名義)の転載も入ってるかも。


『戦闘妖精・春告』(片隅氏)
(以下レビュー転載)
【あらすじ】
 <ニピー>。突如幻想郷に出撃した、謎の存在。それらは言葉を持たず、また非常に攻撃的な性質をしており、積極的に妖精達を襲撃している。
 姿形は妖精に酷似しており、一目では見分けがつかない。力も妖精と同程度であり、人間や一般の妖怪の間では妖精とほぼ同一視されている。しかし、<ニピー>には勘のいい人間や頭の良い古参妖怪、そして妖精達には分かる明確な違いが存在していた。
 それは、『一回休み』が存在せず一度死ぬと二度と蘇らないことと、妖精達にはない、不自然な自然の気を漂わせていることである。(以上、本文より抜粋)

 そんな<ニピー>たちと、妖精たちの戦争を描くお話。

【感想】
 ほぼ妖精たちの視点で進む作品で、お話そのものは、妖精たちの戦争を題材にしたエンタメ物、と読んでしまって何の問題もない。
 のだけど、読み進めてみるとけっこう別の見え方を提示される。
 ここからネタバレ注意。


 このお話、妖精たちは妖精たちでわりとガチで戦争しにいってます。上述したように、二ピーは言葉を持たないとされているので、まるっきり謎の不気味な存在、しかも自分達を攻撃するってことで、本気でやっつけにいってます。
 なんだけど、本気で戦争してるっていうのに、どこか悲壮感が無いです。ふつう戦争といえば、なんかいろいろ悲しい物事が付き物だと思うのですが、そういうのが無い。
 それもまあおかしなことではなくて、なぜかというと、妖精には『一回休み』があるからです。戦争でやられても、死ぬことはありません。このニピー、妖精を殺す特殊な能力があったりするわけでもなく、妖精たちは普通に復活します。
 ところで、あらすじ説明で本文から抜粋したように、ニピーには『一回休み』がありません。そしてこのお話は主に妖精たちの視点で描かれ、また妖精たちは本気で戦争していて、しかし妖精には『一回休み』があるのでお話に悲壮感は無い。
 これらをまとめるとどういう構図になるかというと。
 妖精たちの視点に入り込んで読んでるうちは戦争エンタメとして読んで問題ないのですが、ふと一歩引いてみると、これ妖精たちはすっごい無邪気に、また無自覚に、ニピーを『殺して』るんですよね。
 実は「一歩引いた」視点は作中にも導入されていて、これらのことは作中でも語られます。加えて、これが妖精たちの戦争として成り立っているのは、あくまでニピーたちが「妖精と戦争する程度」の弱者であって、また現状幻想郷に大きな影響を与えるでもないから(もしそうであれば人間や妖怪が動くであろう)……といったことも。そしてニピーが何者であるか、彼らの目的が何であるかといったことが明かされるにしたがって、このお話の、ひいては妖精たちの、(普通の人間から見ての)薄ら寒さ、残酷な冷たさが見えてきます。
 こんな感じで、戦争エンタメの裏側に妖精たちならではの面白みが宿っていて、そこらへんがゾクゾクする作品でした。

【五段階評価では分け足りないので百段階評価】83/100点



『バイオの宮古さん』(うぶわらい氏)
 ああ、こいつら大学で学生をやってるんだなあという、どこか地に足のついた感ある蓮子とメリー、それに完全に幻想郷キャラというようではなさそうでもまったく普通の人とするには違和感のある、言うなれば『得体の知れない』気配をかもし出す宮古さんが絶妙でした。面白かったです!(コメントの転載)

『やすっぽい』(アラツキ氏)
 それっぽい。
 と言っちゃうと簡単に聞こえるかもしれないけど、実際それっぽいっていうのはかなり希少なステータスだと思っています。霊夢さんも魔理沙も萃香も少女も、タイトルを借りるならこのお話のやすっぽさ、なんてことなさみたいなのも、全部ひっくるめてとてもそれっぽいと感じまして、つまりとてもよかったです。面白かった。(コメントの転載)


 そのほか一言メモ。
『彼女たちの舞台裏』(犬小屋氏)の一輪さんの失恋っぷりがいい。意外とこういうのってあまり見ない気がする。
『乗化』(司馬漬け氏)の落ち着いたマミゾウや白蓮が素敵。魔理沙もかわゆし。
『舞姫のごとくたまゆらに』(zangi氏)が、ちょっと作劇的過ぎな感あるけど、幻想入りの雰囲気をいい感じにかもし出せてる感。
『旧、すべてくまなく。』(羊飼い氏)がまさしくタグ通りのイチャコラ。
『出世話』(ことやか氏)の妖怪と東方キャラの描き方が素敵。

東方SSメモ116
 創想話無印で面白かった作品を、作品集ごとに個人的にメモしたり、なんかその作品集について適当に語ったりするかもしれない記事。作品集116にて。
 スレに投げたレビュー(「作品集ごとに一気読んでレビュー」名義)の転載も入ってるかも。
 今回は一言メモのみ。

『首絞められ霊夢』(ケチャ氏)がステキ。ただ、異常性をあまり説明しようと思うと逆に以上に思えなかったり、かといって説明しないと普通によくわからなさそうだったり、とかそういうの難しいなあとも思わせられるかも。
読書メーター2013/01
2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:446ページ
ナイス数:4ナイス

NOVA 2---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)NOVA 2---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)感想
かくも無数の悲鳴、バベルの牢獄、衝突、マトリカレントが好み。行列もわりと好みちっくかもしれない。
読了日:1月4日 著者:東 浩紀,恩田 陸,法月 綸太郎,宮部 みゆき,神林 長平,倉田 タカシ,小路 幸也,新城 カズマ,曽根 圭介,田辺 青蛙,津原 泰水,西崎 憲

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